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【2023】Shopify定番メルマガアプリ徹底比較!|メールマーケティングツール4選
【2023】Shopify定番メルマガアプリ徹底比較!|メールマーケティングツール4選

【2023】Shopify定番メルマガアプリ徹底比較!|メールマーケティングツール4選

Updated At:
Jan 3, 2024

はじめに

この記事は、LTV向上に取り組むECマーケティング担当者の方にむけて、Shopifyで定番のメールマーケティングツール4つを比較し、ECストアにどのツールが適しているかを説明します。Klaviyoの代わりになるツールを探している事業者、Shopifyメールからステップアップしたい事業者におすすめの記事です。

メールマーケティングの重要性

ECにおけるメールマーケティングとは?

メールマーケティングとは、商品やサービスをプロモーションしたり、顧客との接点やエンゲージメントを維持するためにメールを利用することです。「メールマガジン」もメールマーケティング活動の一つに含まれますが、ターゲットを絞りパーソナライズしたメッセージを送信することで販売促進を行うことを目的とした活動をさします。ECにおいては、とくに既存顧客との関係を維持し、リピート購入に繋げる目的で活用すると有益です。

参考記事:

ECにおいてメールマーケティングが重要な理由は?

既存顧客に対するメールマーケティングの重要性は近年ますます高くなってきています。大きな理由のひとつが、新規顧客獲得のハードルが高くなる中で、既存顧客のLTV(顧客生涯価値)を高めることが重要視されるようになってきているからです。

ECにおける顧客のLTVは、「平均注文金額」「購入頻度」「顧客寿命」などの要素に分解することができます。そのうち、メールマーケティングは、定期的に既存顧客との接点を維持することで「購入頻度」や「顧客寿命」を改善することができる施策ですので、LTVを向上させる重要な手段の一つとなるのです。

参考記事:

Shopify 定番メールマーケティングツール4選

Shopifyメール

「Shopifyメール(Shopify Email)」は、2019年からShopifyが提供している独自のメールマーケティング用のアプリです。Shopifyで定番のメールマーケティングアプリと比較すると機能面で見劣りするところは多いものの、利用料金がかなり安く、またShopify純正ということもありストアのデータとの連携に強みを持つためコストパフォーマンスが高いアプリです。

Shopifyメールの特徴や使い方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

Klaviyo

「Klaviyo(クラビヨ・クレビヨ)」は、2012年から提供されているメールマーケティングサービスです。2022年にShopifyからShopify Plusの「推奨メールマーケティングツール」に指定されており、運営会社はShopifyからの出資も受けています。

2023年5月には、全世界でおよそ11万ものShopifyストアがKlaviyoを利用しているとされ、まさに定番のメールマーケティングアプリといえます。

Klaviyoの特徴や使い方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

Omnisend

「Omnisend(オムニセンド)」は、2014年から提供されている、Shopifyとの連携に優れたメールマーケティングサービスです。Klaviyoと比較されることが多く、機能面もほぼ同等のものを提供している競合関係にあります。

特徴は、その名のとおりオムニチャネルを意識したマーケティングプラットフォームになっており、メール以外にも「Web通知」「SMS」といった手段でマーケティングを行うことができます。

Klaviyoの場合、SMSは現時点(2023年5月)で米国・カナダ・英国・オーストラリア・ニュージーランド地域にしか送信ができないため、日本でSMSでのマーケティングを利用したい場合は有力な候補になります。

Omnisendの特徴や使い方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

Mailchimp

「Mailchimp(メールチンプ)」は、2001年から提供されている老舗のメールマーケティングサービスで、Shopifyと連携することができます。

MailchimpはShopify以外の様々なECカートのほか、Sales ForceなどのCRMと広範な連携が可能なことから、ECに留まらず様々な事業者に利用されています。裏返すと、EC向けに最適化されているツールというわけではないことに注意が必要です。

Shopifyと連携したメールマーケティングツールとしては、Klaviyoと比較されることが多いです。

特徴は、他社サービス連携の多さとマーケティング自動化テンプレートの充実です。Mailchimp Expertによって様々な自動化のテンプレートが公開されており、SalesForceをはじめとしたCRMとの連携や、GoogleAdsなど広告系との連携など様々な自動フローの活用が可能になっています。

Mailchimpの特徴や使い方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

Shopify定番メールマーケティングツールの比較

まず、本記事としてのまとめの表をご紹介します。①~⑥の観点から、それぞれのツールを相対評価で比較すると、下記のような結果になりました。

それでは、観点別にまとめてみましょう。

①デザイン・テンプレートとメールビルダ機能

メールマーケティングは定期的に継続することがとても大切です。ですが、一度でもメールキャンペーンを実施したことがあるマーケティング担当者の方は理解されているかと思いますが、ECブランドのイメージを損なわずに魅力的なデザインのメールをゼロから作成することはとても骨が折れます。

デザイナーの力を借りずとも一定水準以上のデザインのメールを短時間で作成することができる「テンプレート」や「メールビルダ」の機能がどの程度充実しているかは、とても重要です。そのうえで、レイアウトや色味の調整など、自社ブランドに合わせたカスタマイズの柔軟性が確保されているツールを選定したいところです。

とはいえ、各ツールとも一定数以上のテンプレートが準備されており、どのツールを選んだとしても自社に適したテンプレートからメールを作り始めることができます

強いてテンプレートの面で優れたツールを挙げるとすればKlaviyoです。どのツールも基本的には自社で準備したものですが、Klaviyoの場合ユーザーが作った2000件以上ものデザインテンプレートをそのまま利用することができます(Klaviyo Showcase)。キャンペーン目的や業種だけでなく、開封率・クリック率が高かったテンプレートなどを絞り込むことまでできます。これは、ユーザーコミュニティが大きいKlaviyoならではの特徴ですね。

https://showcase.klaviyo.com/sc/

KlaviyoのShowcase。メール目的や業種などから他ユーザーのテンプレートを検索して利用できる。 

一方で、「自社ブランドのデザイン統一性」を意識したい場合には、Shopify emailやOmnisendに優れた機能があります。「テンプレートのブランディング」ページから、すべてのテンプレートにロゴやブランドカラーを自動適用することができます。

Omnisendのブランディングページ

なお、メールビルダに関しては、ノーコードで(ドラッグ&ドロップで)HTMLメール作成ができることがポイントです。ただ、2023年現在では、基本的にどのツールにも当然のように実装されている機能になっています。多少の操作方法の違いや使いやすさ・使いにくさはあれど、ツール選択を左右する大きな要素ではないです。

MailchimpのHTMLメールビルダ。各社同じようにドラッグ&ドロップでHTMLメールを作成できる。

②ステップ配信機能(MA・フロー機能)

おそらくメールマーケティングの中で最も関心が高い機能が、自動化(オートメーション)です。

メールマーケティングの分野では「かご落ちフォローメール」「購入後のフォローアップメール」「誕生日メール」など、一定の効果が見込める王道のマーケティング手法が確立されています。これらのメール配信を自動化することができるオートメーション機能は、マーケティング担当者の労力を削減してくれるので、よりクリエイティブな仕事に集中できるようになります。

ツールによっては、基本的な配信の自動化だけでなく、自分でイベント・トリガーを設定して柔軟にステップ配信フローを構築することができる発展的な機能を提供しています。

自動化の観点ではMailchimpが頭一つ抜けている印象です。

もちろんKlaviyoとOmnisendも、50近くの豊富なシナリオ・テンプレートから「ウェルカムメール」「かご落ち」「離脱顧客引き上げ」といったECで重要な自動フローを組むことができます。フロービルダーのUIも分かりやすく、普通に使うぶんには申し分ないです。

Klaviyoの自動化フロービルダ画面。ドラッグ&ドロップで直感的に自動化フローを作成できる。

Mailchimpの場合は、これらに加えて他サービスとの連携が優れています。Slack, Salesforce, Mixpanel, Canva, などさまざまなサービスと連携しており、アクションとして設定することができます。たとえば「VIP顧客が商品を購入したらSlackに通知する」など、普段利用している業務システムと連動する自動化フローを組むことができます。

さらに”Mailchimp Expert”が頻繁にテンプレートを開発して公開しており、現時点ではシナリオ・テンプレートの数・バリエーションが最も多くなっています。

Mailchimpの自動化フローは、さまざまな他社サービスと連携することができる。

なお、Shopifyメールは自動化の機能が最近実装されたばかりということもあり、現時点ではまだ最低限の機能という印象でした。マーケティングオートメーションを計画しているのであれば、まずはMailchimpやKlaviyoを検討するのをおすすめします。

③セグメント配信機能

見落とされがちですが、とても大切な機能が「セグメント配信」の機能です。

調査によれば、EC事業者の70%が一斉配信メールを送信しています。ですが、一斉配信メールでは、送り手にとってもお客さまの顔が見えずぼやけたメッセージになってしまいます。受け手からしても、似たようなLINEやメールに埋もれる1通でしかなくなるので、結果として開封されない・成果につながらないキャンペーンになってしまいます。

「セグメンテーション」とは、顧客を同じような購買目的やニーズ・嗜好を持ったグループに分けることです。顧客を適切なサイズのセグメントに分けて、それぞれに合ったコミュニケーションを行うことで、コンバージョンやエンゲージメントの高いメールキャンペーンを行うことができるようになります。このようなメールキャンペーンを「セグメント配信」と呼ぶことがあります。

行動セグメンテーション、心理的セグメンテーション、性別・年齢などの人口動態セグメンテーション、居住地などの地理的セグメンテーションの4つが代表的ですが、この中で最も重要かつ実用的なのは「行動セグメンテーション」です。

ECの既存顧客に対するマーケティング活動においては、「サイトでの行動やどんな商品を購入しているか」といった行動データを活用したセグメント配信ができるかは非常に重要です。

今回取り上げる4つのツールの中ではKlaviyoが最も優れたセグメント配信を行うことができるツールです。

もちろんMailchimpやOmnisendも、注文データを活用した基本的な行動セグメンテーションを行うことができます。ただし、セグメント条件を作る際の制約が多く、なかなか思いどおりのセグメントが作成できないと感じてしまうかもしれません。

たとえば「商品Aのファンの顧客セグメントを作成したい」と思ったときに、Klaviyoでは「商品Aを3回以上購入したことがある顧客」という顧客セグメントを作成することができます。

一方で、MailchimpやOmnisendで似たようなセグメントを作ろうとすると、「商品Aを1回でも買ったことがある顧客」というセグメントしか作ることができません。つまり、細かい回数や期間の指定ができないのです。

1回でも購入したらファン、というのは少し実態と異なるかもしれません。

Klaviyoのセグメント作成画面の例

なお、Shopifyメールはこの点ではかなり遅れを取っています。Shopifyメールの機能というよりも、Shopifyの顧客管理画面からセグメントを作成する形になるのですが、下記のようにコードライクな形で絞り込み条件を作る必要があり、また条件として選べるデータも実はかなり限られています。

Shopifyのセグメント作成機能は、コードライクで少し使いづらい

セグメント配信機能についてはKlaviyo一択といった印象ですが、ECPowerと組み合わせて利用することで、OmnisendやMailchimp, ShopifyメールでもKlaviyoと同等以上のセグメント配信を行うことができます。

顧客セグメントツールECPowerはShopifyストアのデータをフルに活用して、ノーコードで高度な顧客セグメントを作成することができます。また、作成したセグメントをLTVや平均注文金額、購入頻度といった観点から比較・管理することができるので、LTV向上にむけたメールマーケティングの活動を効果的に実施することができるようになります。ご興味をお持ち頂ける場合は、プロダクトサイトをご確認ください。

ECPowerの顧客セグメント作成フォーム

④パフォーマンス計測機能

メールキャンペーンを適切に評価して改善をするために、「開封率」「クリック率」といったメールマーケティングの指標を把握することが大切です。これらのデータは大抵のメールマーケティングツールで計測することができますが、ことECにおいては、クリックだけでなく「実際の購入に繋がったか?」を分析することが最も大切になります。

また、「開封率」や「クリック率」についてよくある悩みは、数値が一般的に見てよいのか悪いのか判断がつかないというポイントです。そもそもこれらの指標は、業界・商材により平均的な水準が異なるので、一概に判断することが難しいテーマでもあります。メールマーケティングツールによっては、ツールを利用している事業者のデータを活用して、業界水準との比較を閲覧することができる機能を提供しています。

とはいえ、各ツールとも最低限必要な指標はキャンペーンごとに出すことができ、細かいデータの可視化の点で違いがある、という程度です。

強いて指摘するのであれば、Shopifyメールのレポートで確認できるデータは他のツールより少しリッチになっています。たとえばメール経由でのサイト訪問をトラッキングして、キャンペーンの売上や注文金額、商品販売数などを計測できることは、Shopify純正Appならではの強みです。

Shopifyメールのレポート画面のサンプル

一方で、KlaviyoやMailchimpは、ほかの顧客のデータを活用して、あるキャンペーンの「開封率」や「クリック率」といった指標が業界平均の水準と比較してパフォーマンスが良かったのかどうかを判断することができます。

KlaviyoやMailchimpは、自社が属している業界の平均とKPIを比較することができる。

⑤日本語対応

日本のECストアがShopify Appを活用する際に大きな問題となるのが言語です。定番と言われる多くのアプリは、インターフェースが英語のみであったり、ガイドやサポートが日本語対応していないケースが多いです。一方で、利用者が多いAppはインターネット上で利用方法が日本語で解説されていたりするので、どの程度日本語のリソースが活用できるかは重要な観点となります。

もし「絶対に英語のツールを使いたくない」という場合は、Shopifyメール一択となります。残念ながら、他の定番ツールはどれも日本語のUI画面を提供していません。(2023年5月時点)

ただし、KlaviyoやMailchimpは著名なツールということもあり、使い方について解説している日本語のインターネット記事が一定数存在しますので、そういった記事を頼りに進めることは充分に可能です。

Omnisendの場合、日本ではまだマイナー寄りのツールですので、基本的には自分で英語のガイドを読み進める必要がある点は留意する必要があります。

⑥料金体系

外すことができないのが料金体系です。メールマーケティングツールはメールを送るという機能の面でそこまで大きな差異があるわけではないため、各社それぞれ料金体系を工夫して特定のビジネスニーズに応えようとしています。

Klaviyo、Omnisend、Mailchimpの料金体系は比較的類似しており、まず「無料プラン」「有料プラン」に分けられるフリーミアムモデルを採用しています。

ただし、各社ともに無料プランではメールアドレスを250~500件までしか登録できないなど、一定規模のEC事業者にとってはほぼ実用的ではないため、あくまで無料で機能を試すことができるプランという位置づけになります。

有料プランは、3社とも”メールアドレス件数”による段階的な料金設定になっています。たとえばMailchimpの場合、2023年5月時点で下記のようになっています。

メールアドレス 5,000件: $63.12

メールアドレス 10,000件: $83.92

メールアドレス 30,000件: $211.62

なお、ツールによって呼び名が異なりますが、基本的な機能をすべて使えるStandardプラン、サポートが充実していたり一部の限定機能を利用できるProプランなどが用意されています。基本的にはプラン×メールアドレス件数で料金が決まる形です。

Shopifyメールはほかの定番ツールとは少し違う特徴的な料金体系で、メールアドレス件数ベースの課金はなく、単純にメールの送信数ベースでの従量課金となります。

2023年5月現在では、最初の10,000件が無料で、その後1,000通ごとに1ドルの料金がかかる従量課金となります。

では実際にどのツールが安いのかを比較してみましょう。

実はメールアドレス件数やメールの送信頻度などにより最も安いツールは変わりうるのですが、今回はメールアドレス30,000件で、メールを1人あたり5件/月送信する事業者という前提で比較をしてみました。

この条件では、Shopifyメールが最も安く140ドル、次いでMailchimpが211ドル、Omnisendが270ドル、Klaviyoが500ドルとなります。

Klaviyoが他の定番ツールの2倍前後の料金(Shopifyメールと比べると3倍以上)となっていることは驚きですね。

Shopifyメールはメール送信数が少ない場合には利用料金を安く抑えることができますが、送信頻度が高い場合(たとえば1人あたり10件/月)290ドルとかなり料金がかさむ点に注意です。そこまでたくさんメールを配信するのであれば、機能面も踏まえつつMailchimpやOmnisendへの乗り換えを検討してもよいかもしれません。

おすすめのメールマーケティングツールは?

予算に制限がないならKlaviyoがおすすめ

どのツールにも特徴やメリット・デメリットがあり、一概に最もおすすめのツールを決めることはできません。ただし、もし予算に余裕があるのであれば、機能面で優れているKlaviyoが最もおすすめのツールとなります。

メールマーケティングの運用にある程度慣れていて、さまざまな機能を活用できる見込みがあるストアにとっては本当におすすめのツールです。ある程度の予算を確保できる中堅~大企業の場合は、利用料金もそこまで懸念材料にならないかもしれません。

逆に、機能を充分に使いこなすことができない場合は、かなり割高な料金を支払うことになってしまいます。

セグメント配信や自動化などのメールマーケティング高度化をしたいが、Klaviyoは高いと感じるならOmnisendやMailchimpがおすすめ

「Klaviyoが高い」と少しでも感じる場合には、OmnisendかMailchimpをおすすめします。Klaviyoに近い機能群を半額近くの料金で利用することができますし、Mailchimpに関しては自動化の点でKlaviyoよりも多くのことができます。

Omnisendは、セグメント配信も含めて平均点の高いツールという印象です。日本語のリソースが少ないですが、英語に抵抗がない場合にはぜひおすすめしたいツールです。

立ち上げ段階のECストア・あまりメールを送らないストアは、まずはShopifyメールから

立ち上がったばかりでまだまだ顧客数が少ないECストアの場合は、特段こだわりがなければShopifyメールから始めてみることをおすすめします。

Shopifyメールは顧客数への課金がなく、月10,000通の無料枠である程度までは対応が可能だからです。

ほかの定番ツールもフリープランはありますが、顧客数が急速に成長するタイミングですぐに上限に達してしまう可能性が高いです。Shopifyメールの機能に満足できなくなってきた際に、KlaviyoやOmnisend、Mailchimpなどへの乗り換えを検討するのがおすすめです。

また、顧客数は一定いるが、現時点ではそこまでたくさんのメールを送る予定がないストアの場合はShopifyメールがコストパフォーマンスが高い選択肢になります。ほかの定番ツールの場合、メールを一切送らなかったとしても、顧客数(メールアドレス件数)に応じて高い料金を請求される可能性があるからです。

まとめ

この記事では、Shopifyで定番のメールマーケティングツール「Klaviyo」「Shopifyメール」「Omnisend」「Mailchimp」を比較して、ECストアのタイプ別のおすすめツールをご紹介してきました。それぞれ個別の紹介記事も執筆していますので、あわせてご確認ください。

単純に機能面だけで考えると、やはりKlaviyoが最も優れています。ただ、MailchimpやOmnisendも自動化の機能はKlaviyoと同等以上の機能を備えており、Klaviyoの半額程度の料金で使えるのは魅力的です。

MailchimpやOmnisend、Shopifyメールは、Klaviyoと比べてセグメント配信の面で弱いですが、ECPowerと組み合わせて利用することで、OmnisendやMailchimp, ShopifyメールでもKlaviyoと同等以上のセグメント配信を行うことができます。

顧客セグメントツールECPowerはShopifyストアのデータをフルに活用して、ノーコードで高度な顧客セグメントを作成することができます。また、作成したセグメントをLTVや平均注文金額、購入頻度といった観点から比較・管理することができるので、LTV向上にむけたメールマーケティングの活動を効果的に実施することができるようになります。Shopify公式アプリの無料インストールはこちらから。

Author
ECPower Inc.

顧客セグメント管理ツール"ECPower"を開発・提供する株式会社ECPowerがこの記事を編集・監修しています。ECPowerの運営および、EC事業者に対するLTVグロース支援・リピート育成支援の経験を踏まえたコンテンツをお届けいたします。

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